クリティカルシンキング

はじめに

クリティカル進化論を読んだので、クリティカルシンキングについて、自分向けに整理する。

 

クリティカルシンキングの重要性

日本語に訳すと、批判的思考。要は、鵜呑みにせず疑ってかかり、これは正しいと納得したら受け入れる思考だ。

鵜呑みにするのはよろしくないという。これは確かにそうで、自分で考えないから、正しいと納得していない。だから、なぜと問われてもちゃんと答えられない、説明できない。つまり、アカンタビリティー、責任を負ってないことになる。

主体性とアカンタビリティーは強い関係にあると思う。納得できていることは主体的にできる。何をすればいいのかを把握しているからだ。

納得するためには、正しいと鵜呑みするのではなく、物事を疑ってかかり理解して正しいと認めるというプロセスが必要だ。

そして、このプロセスがクリティカルシンキングと言える。

また、認められないなら受け入れないという強さも必要だ。

 

クリティカルシンキングってどういう思考プロセスなのか

意見を持つプロセスは、事実を認識→事実を理解→解釈・評価→意見というプロセスがある。

クリティカルシンキングは、いろいろと疑ってかかることなので、このプロセスの一つ一つを疑い、自分で確かにそうだと認める思考過程を経ている。

 

批判的思考のやり方

単純な思考方法で、反論するスタンスで考えればよい。本を読むときも、中に書いてあることは正しいと思って読むのではなく、内容に対して反論する気持ちで読む。

やり方としては、前提を反論する。逆、裏、待遇をとり、真偽を確かめる。他にも可能性があるのでは?などと考える。

また、反証例や当てはまらない例を出してみるのがやりすい反論の仕方だ。

 

おわりに

クリティカルシンキングは、日々、自分で考え判断するための思考習慣でもある。

普段、この人が言ってるから正しいとかの思考前提を持っているなら、なかなか批判的思考に切り替えるのは難しい。

反論する姿勢を意識していけば、自ずと批判的思考は身につけられる。